◆じょうてつ 北海道札幌市

 札幌市の南部、豊平川沿いに路線網を展開する東急系の事業者。もとの社名は定山渓鉄道で1918年に東札幌〜定山渓を開業、1959年に東急傘下入りし、1969年に地下鉄南北線の建設に伴い廃線になった。その後の1973年に略称の「定鉄」を平仮名で標記した現社名に改称した。路線バスは地下鉄開業時の補償で札幌駅〜定山渓など数路線を残して札幌市に大幅に譲渡し、以降の事業の中心は不動産業になっていた。しかし、2000年以降、札幌市交通局のバス事業縮小に伴い路線委譲を受け再び増加していった

 2000年時点で一般路線車両は主要4社全てを導入していたが、日野とふそうの比率が高めであった。富士5Eの採用事例は日デの大型車のみである。これとは別に、2000年に札幌市交通局の路線委譲を受けた際に、同局から移管された車両が存在したが短命に終わっている。

(2002.5.5 更新 2020.4.20 画面修正)
 

 日デ K-UA31N

   1999.5 札幌市南区

非冷房車、前後折戸。
 

 日デ P-UA32N

2001.6 札幌市南区

非冷房車。

 

 


2000.5 地下鉄麻生駅

札幌市交通局の移管車両。中央バスへの移管車両と異なり簡易な塗装変更に留まり、殆どの車両の使用期間は1年程度であった。
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