◆京成電鉄 千葉県鎌ヶ谷市
(分離子会社:ちばフラワーバス、ちばレインボーバスほか)


 都内と千葉県の成田などを結ぶ路線を有する在京大手私鉄。一般路線バスも鉄道沿線を中心に路線網を展開している。バス事業は1930年に子会社の京成乗合自動車を設立し、1932年には直営とした。1990年代に入ると、1994年に成東方面をちばフラワーバスとして分離したのを皮切りに各地で分離子会社を設立した(その後、2003年にバス事業そのものを京成バスに事実上分社した)。

 一般路線車両はいすゞと日野を中心にふそうを導入していた。富士5E・6Eについては、各メーカーの大型車を導入した。ほかに送迎輸送用でいすゞの中型車が分離子会社に移籍した。

(2007.7.22 更新 2020.5.27 画面修正)
 

 いすゞ P-LV314L

2003.7 西船橋駅附近

千葉県内の営業所を中心に配置された前中引戸の車両。

 

 

1999.12 江戸川区内

都内の営業所に配置されたワイドドアの車両。
 
2002.5 江戸川区内

京成は窓がメトロ窓あるいは逆T字窓の貸切兼用車を導入していた。富士5Eは逆T字窓のいすゞを導入した。ただしアウターガラスではない。
 
2002.5 江戸川区内

左に同じ。
 

 いすゞ P-LV314N

2000.1 花見川

通常は軸距5.0〜5.2mの車両を導入していたが、団地路線などには軸距5.5〜5.7m級の3扉車を導入した。LV+5Eは、主に八千代台駅発着の路線で使われた。

 

 

 

 三菱ふそう P-MP218M

1997.9 松戸駅

ふそうは松戸営業所に配置されていた。なお、日野の架装例はHT225AAが2両存在したに過ぎない。

 

 

 
1999.10 西船橋駅

ちばレインボーバス所属
京成の分離子会社は各社独自の塗装を採用したが、富士5E架装車で塗り替えられたものは存在しなかった。
 
1999.10 西船橋駅

左に同じ。
 

 いすゞ U-LR332J

2007.7 八千代市内

ちばレインボーバス所属
もと小田急バス。八千代市内の商業施設「フルルガーデン八千代」の送迎用車。施設所有者の国際興業が、自社の中古車販売事業を通じて手配した車両と言われた。

 

 

2007.7 勝田台駅

右に同じ。
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