◆頸城自動車 長野県上越市
(分離子会社:糸魚川バス、頸南バス、頸北観光バス、東頸バス、くびきのバス)


 新潟県の上越地方に路線網を持つ事業者。社章の形から「マルケー」の通称がある。もとは1914年に鉄道の運行を開始した頸城鉄道で、上越地方の戦時統合の主体となり1944年に頸城鉄道自動車に社名を変更した。その後、1971年に鉄道が廃止になったため、現在の社名に変更した。1989年以降、順次営業所単位での分社化が実施され、本体直営なのは旧・直江津営業所だけになっている。

 2000年時点での一般路線車両はいすゞが大半を占め、これに他3メーカーが加わる構成だった。また、9m大型の大ユーザだった。
富士5E・6Eは、いすゞの大型・9mおよび日デで導入事例がある。いすゞは一部にIK、北村があるものの富士架装が大半である。
ほかに移籍車でいすゞの中型を少数導入した。

(2002.1.14 更新 2020.4.20 画面修正)
 

 いすゞ P-LR312F

2005.10 直江津

もと江ノ島電鉄
当時は非常に珍しかった江ノ島電鉄からの移籍車。この型式が乗合で採用された事例は少ない。

 

 


2002.1 直江津
 

 いすゞ K-EDM430

   1999.9 新井

頸南バス所属。左側面は前後折戸。
 

 いすゞ P-LT312J

1999.9 新井

頸南バス所属の旧塗装車。ヘッドライトが丸目の初期車。
P-LT+5Eは頸城の主力車種で幾つかのバラエティがあった。

 

 

1999.9 新井

頸南バス所属のオリジナル塗装車。
 
2002.1 高田市街

くびき野バス所属
側面の窓配置が2+4、屋上の前よりにエバポレータがあるタイプ。
 
2004.1 直江津駅前

側面の窓配置が2+4、屋上にエバポレータがないタイプ。
 
2005.10 浦川原

東頸バス所属。
左に同じ。非常口の窓が開く仕様なのは頸城の5Eの共通点
 
2005.10 百軒町

くびき野バス所属。
側面の窓配置が3+3、屋上中央にエバポレータがあるタイプ。。
 
2005.10 直江津

東頸バス所属。
左に同じだが、出入口表示はプレート。旧塗装車だがいちばん新しい。
 

 日デ P-RP80G

2002.1 柿崎

頸北観光バス所属。
頸城では少数派の日デでこの車両は頸北の自社発注車。他に頸城自動車発注の1両が存在した。
 

 いすゞ P-LV314K

2001.7 柿崎

頸北観光バス所属の旧塗装車。

 

 

2001.7 柿崎

 
2001.7 直江津

屋上にエバポレータがないタイプ。
 
2002.1 高田市街

屋上にエバポレータがあるタイプ。
 
 
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