◆南部バス 青森県八戸市
八戸市を中心に三八上北地方南部に路線網を拡げる事業者。もとは尻内(八戸)〜五戸の鉄道を運営しており、1929年に五戸電気鉄道として開業、1936年に五戸鉄道に仮称、1945年に南部鉄道に改称した。バス事業は1931年に他の事業者を買収したことで開始し、戦時中は三八上北南部の統合主体となったが、戦後、八戸市に路線を変換している。1968年の十勝沖地震により被災し鉄道は廃線、1970年に南部バスに改称した(その後、2016年に民事再生法の適用を申請し事実上倒産。バス事業は岩手県北自動車が引継ぎ)。
2008年当時、一般路線車両はいすゞが大半を占め、日野とふそうが加わる構成だった。また移籍車が多くを占めていた。富士5E・6Eについては、移籍車でいすゞの中型車を導入した。
(2008. 5. 8 更新 2020.4.25 画面修正)
いすゞ P-LR312J
2000.5 八戸市中心部
もと
京浜急行電鉄。
唯一の1980年代に採用された塗装の車両だったが、移籍してから割と早くに路線限定になり広告外装となったため、この状態は短かった。
2004.6 八戸駅
左の車両のその後。八戸駅〜八食センターの専用車になっていた。
2007.5 八戸市中心部
もと
小田急バス。
1990年式で、車齢16年目にしての移籍は当時としてはかなり高齢だった。こちらは2000年代に自社発注のエルガミオで採用された新塗装となった。
2014.5 八戸駅
もと小田急バス。
こちらはバンパーの色が黒。
2007.5 青森県八戸市
左に同じ。
2008.5 苫米地
もと
八戸市交通部。
南部町のコミュニティバス用に2007年に移籍。車齢19年の車両が移籍することは驚きだった。
2011.9 八戸駅
もと八戸市交通部。
八戸市内で使われていた車両。バンパーが他の車種(いすゞCCM/CDM+川重)のものに変わっている。
いすゞ U-LR332J
2010.9 三戸
もと小田急バス→
ちばレインボーバス。
小田急から、ちばレインボーバスで施設送迎車として移籍したものが再移籍した。