◆札幌市交通局 (→2004年3月限りで事業廃止) 北海道札幌市
道都札幌市の公営事業者。1927年に路面電車の市営化にはじまり、1930年には乗合バス事業を開始している。1999年現在の時点で地下鉄3路線と路面電車1系統、路線バスの運行を行っていたが、2000年4月から
北海道中央バス、
じょうてつ、
ジェイ・アール北海道バスへの路線委譲が進められ、2004年3月限りで廃止になった。
路線車両は主要4社全てを採用していたが、基本的に競争入札制であったためバラツキが大きい。富士5E・6Eの架装例は日デの大型が大半であったが、日デの中型・ふそうの大型がわずかではあるが存在した。全車非冷房車。
(2001. 6.10 更新 2020.4.20 画面修正)
日デ P-RM81ER
2000.5 円山公園駅
珍しい軸距3.85mのエアサス車で円山動物園方面路線の専用車。当初は一般塗装であったが、後に専用塗装に改められた。2両あって別々の塗装だったが、1両は先に廃車になっていた。
日デ P-UA32N
1999.5 真駒内駅
エアインテークが側面最後部ではなく屋上にあるのは、雪国のバスに多く見られた仕様である。
三菱ふそう P-MP618P改
1999.5 真駒内駅
軸距5.8m車のいわゆる「P改」。MP618Nが市販される前に、軸距6.0m車の改造扱いで複数の事業者が採用していたが、富士5E架装例は札幌市交のみ。
1999.5 真駒内駅
非冷房車なので、リア下端のかぎ型の出っ張りは無かった。