◆移籍車 2018年度導入


 みちのりHD傘下入りした後になる2018年の移籍車は、直近数年間の傾向と大きく異なる陣容となり、資本体系の変化を感じさせるものとなった。 5年ぶりの大型車、14年ぶりの日デ、さらに初の中型幅の10.5m大型車を導入している。
移籍元の事業者も前年までと様変わりしたが6両で5社とバラバラになった。
 

 水戸200か1970

日デADG-RA273KAN +西工96MC 2018年度移籍
2018年12月 大みか駅

もと西武バス。ノンステップ車。
2004年度以来、14年ぶりに日デが移籍。また一般路線車では初の西工架装車となった。西武系列からの移籍も16年ぶりのことになる。
 

 水戸200か1976

いすゞKL-LV280L1 +IBUS 2018年度移籍
2018年8月 ひたち海浜公園西口

もと山陽電気鉄道。ノンステップ車。
2010年のKC-LRに続く山電からの移籍。こちらは電鉄では初のエルガとなった。画像は2018年に電鉄がはじめてロックインジャパンの送迎輸送に加わったときのもの。
 

 水戸200か1999

日デKL-JP252NAN +西工96MC 2018年度移籍
2019年1月 日立市幸町3丁目

もと関東バス。ノンステップ車。
低床化を目的に開発された中型幅で長さ10.5mの車両は、一時期南関東の各事業者で大量に導入され移籍事例も多いが、電鉄ではこれが初、かつ唯一の存在である。
 

 水戸200か2014

日野KK-RJ1JJHK +日野車体 2018年度移籍
2019年1月 日立駅

もと南海バス。ワンステップ車。
2004〜2006年にまとまった数の車両が移籍した南海から12年ぶりに移籍。ワンステの前中扉と仕様は大きく変わった。燃料タンク増設のため、屋上後部にエアコンのコンデンサを搭載しているのが特徴。
 

 水戸200か2025

日野KK-RJ1JJHK +日野車体 2018年度移籍
2019年3月 日立駅

もと南海バス。ワンステップ車。
若干遅れて2両目も移籍。茨交との合併に備えてロゴが撤去された状態である。この車両がロゴ付きで走ったのは極めて短かった。
 

 水戸200か2033

いすゞKL-LV280L1 +IBUS 2018年度移籍
2019年3月 大みか駅

もと小田急バス。ノンステップ車。
2両目のエルガ。こちらも登場後20日もたたないうちにロゴが撤去された。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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