◆自社発注車 1996〜1998年度導入
1996年度は5年ぶりの新車投入であった。車種は小型の日野リエッセが選ばれ、2台を導入した。
10月には神峰営業所が日立中央バスとして分離されるが、同社はこのときに日デの小型車 KC-RN210CSNを5台導入。電鉄初のワンステップ車となった。翌1997年度には日デの中型ワンステップ車を2台導。この車両は1990・1991年度導入の中型と異なり前向きシートになっている。
一方、電鉄本体は1998年度にリエッセ2台を追加導入している。こちらは白地にイラストを描いたものになった。
この後、4社に分かれていた電鉄のバス事業者は日立電鉄バスとして一社に統合されるが、一般路線用の新車の導入は完全にストップ。
日立電鉄交通サービスに再度改名したあとの2005年10月まで開くことになる。
・1996年度導入
水戸22あ1932
日野KC-RX4JFAA +日野車体
1998年8月 日立駅
神峰所属であったため、日立中央バスとなった。
2011年12月 高萩駅
現在は主に高萩周辺で使われている。
水戸22あ1933
日野KC-RX4JFAA +日野車体
1999年3月 日立南
水戸22あ1979
日デKC-RN210CSN +富士8E 1996年9月製
2009年8月 日立駅
前面の系統幕が省略されている。全国的に見ても、メトロ窓の日デRN+富士は珍しい。
2009年8月 日立駅
水戸22あ1980
日デKC-RN210CSN +富士8E 1996年9月製
1999年3月 日立駅
2016年8月 日立駅
水戸22あ1981
日デKC-RN210CSN +富士8E 1996年9月製
2016年3月 平和町
水戸22あ1982
日デKC-RN210CSN +富士8E 1996年9月製
2011年8月 日立駅
水戸22あ1983
日デKC-RN210CSN +富士8E 1996年9月製
2017年4月 日立駅
・1997年度導入
水戸22あ2027
日デKC-RM211GSN +富士8E 1997年4月製
2012年2月 日立駅
2002年1月 日立駅
水戸22あ2028
日デKC-RM211GSN +富士8E 1997年4月製
1999年3月 日立駅
2011年8月 日立南
・1998年度導入
水戸22あ2110
日野KC-RX4JFAA +日野車体
2004年1月 日立南
白地に熊のイラストを張り付けた外装で登場した。社名も平仮名。地元では「でんてつ」で通じる。
2018年12月 高萩駅
現在は高萩市内代替バスで主に使われる。前面の「でんてつ」は無くなった。
水戸22あ2111
日野KC-RX4JFAA +日野車体
1999年8月 日立駅
2006年3月 日立南
常陸太田市民バスの専用車になり、前面のロゴが変更された。
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