◆茨城交通合併後の車両 2019年度導入
茨城交通への合併で、旧・日立電鉄は同社の日立オフィスとなる。なお、もともとの茨城交通は水戸オフィスとなる。
(これ以降、水戸=茨交本体、日立=旧・電鉄とする)。
一般路線車両の外装は新規導入車であっても、電鉄のものを基本的に踏襲している。
また茨交本体と車両の転配属は送迎輸送車と路線車1両にとどまっている(2022年7月現在)。このあたりは、おなじみちのりグループで先に合併した関東自動車・東野交通と大幅に異なる点である。
合併後は車種の選択が茨交本体と共通化するが、独自のものも多い。
ここでは合併後に導入された一般路線用の車両を紹介する。
水戸200か2077
いすゞKK-LR233J1 +JBUS宇都宮? 2019年度移籍
2020年3月 日立駅
もと小田急バス。ノンステップ車。
電鉄での最後の移籍車の続き、茨交合併後の最初の移籍車ももと小田急となった。
水戸200か2089
いすゞKL-LV280L1 +JBUS宇都宮 2019年度移籍
2022年6月 日立駅
もと東武バス。ノンステップ車。
合併後は大型車の移籍が活発化する。茨交に多くが移籍した東武のLV/KVが旧・電鉄にも配置された。
水戸200か2091
いすゞKL-LV280L1 +JBUS宇都宮? 2019年度移籍
2022年3月 多賀駅
もと千葉中央バス。ワンステップ車
水戸200か2107
日デKK-RM252GSN +西工 2019年度移籍
2022年7月 日立駅
もと京王バス。
旧・電鉄には初登場のRM+西工。京王のRMは茨交本体には多数が移籍しているが、この車両は送迎輸送用でリーフサスのワンステップという京王でも唯一の仕様であった。
水戸200か2108
日野KK-RJ1JJHK +日野車体 2019年度移籍
2020年9月 日立市幸町1丁目(平和町)
もと千葉交通。ワンステップ車。
旧電鉄には初登場の千葉交通の移籍車。
水戸200か2111
日デPB-RM360GAN +西工96MC 2019年度移籍
2020年3月 日立駅
もと新京成バス。ノンステップ車。
RM+西工は、平成15年排ガス規制(PB-)車の日野製のエンジンを搭載するグループに早くも移行する。
水戸200か2115
日野KK-RJ1JJHK +日野車体 2019年度移籍
2020年3月 日立駅
もと千葉交通。ワンステップ車。
水戸200か2116
日野KK-HR1JKEE +日野車体 2019年度移籍
2022年1月 大みか駅学園口
もと川崎市交通局。ノンステップ車。
旧・電鉄に初登場の日野HR。川崎市が導入した2両が揃って移籍した。また前面のHD(日立電鉄)の模様が消え、ノンステップバスと記されるようになる。
水戸200か2120
日野KK-HR1JKEE +日野車体 2019年度移籍
2022年6月 日立駅
もと川崎市交通局。ノンステップ車。
水戸200か2121
日デPB-RM360GAN +西工96MC 2019年度移籍
2020年9月 日立駅
もと関東バス。ノンステップ車。
新京成に続いて移籍したPB-RM。この世代になると事業者間の仕様差が少なくなる。
水戸200か2140
いすゞKL-LV280L1 +JBUS宇都宮 2019年度移籍
2022年6月 日立駅
もと東武バス。ノンステップ車。
前面には「なかのり」も記され、茨交本体に準じるようになる。
水戸200か2152
いすゞ2KG-LR290J4 +JBUS宇都宮 2019年度導入
2022年6月 太田駅
新規導入車。
旧・電鉄の新車は引き続き販社にいすゞを選択した。茨交本体は日野である。なおこの車両は、茨交本体の太田営業所所属であるが、旧電鉄の路線で使用されている。
水戸200か2153
いすゞ2KG-LR290J4 +JBUS宇都宮 2019年度導入
2020年9月 日立市幸町1丁目(平和町)
新規導入車。
水戸200か2155
日野KK-RJ1JJHK +日野車体 2020年度移籍
2023年9月 日立市鮎川1丁目
もと京成バス→関東鉄道。ワンステップ車。
県内の事業者からの移籍、かつ多重移籍という珍しい車両。なお同型車が電鉄に直接移籍し、
水戸200か1667になっている。
水戸200か2156
日デKL-UA452KAN +西工96MC 2019年度移籍
2022年1月 大みか駅学園口
もと関東バス。ノンステップ車。
茨交本体にも3両が移籍している。
水戸200か2158
日デPB-RM360GAN +西工96MC 2019年度移籍
2022年1月 大みか駅学園口
もと関東バス。ノンステップ車。