◆自社発注車 2016〜2018年度導入


 2016年、いすゞ・日野は前年の大型車に続いて中型車のモデルチェンジを行う。電鉄でも早速導入され、日製傘下を離れても続いている。
一方、2018年3月26日に「ひたちBRT」第二期区間の大甕駅〜多賀駅が暫定開業(水木〜河原子のみがバス専用道)する。これに合わせて専用の大型車が5両増備された。2012年度と同じく日野のハイブリッドが選択され、各車両が異なる外装と愛称がある。そして、2019年4月1日には残る大甕駅を挟む臨海工場西〜水木のバス専用道が開通しBRTは全面開業する。これに合わせて、さらに2両のハイブリッド式の大型車が追加された。

 
・2016年度導入

 水戸200か1782

日野SKG-KR290J2 +JBUS宇都宮
2017年4月 日立南

モデルチェンジで日野といすゞの差は無くなった。2016年度は両社から1両づつを導入したが、外観で区別することはできない。
 

 水戸200か1784

いすゞSKG-LR290J2 +JBUS宇都宮
2017年4月 日立駅

 

 

 
2017年4月 日立駅

 
・2017年度導入

 水戸200か1913

日野2SG-HL2ANBP +JBUS宇都宮
2019年1月 大みか駅

「風流物ラピッド」
神峰神社の大祭で奉納される日立風流物(からくり山車)が題材。紅色を基調とした外装で、山車、傘などをモチーフにしている。

 

 

 
2019年3月 大みか駅

2015年のいすゞ・日野の大型路線車モデルチェンジにあわせ、ブルーリボンハイブリッドも同じ車体になった。2017年、平成28年排ガス規制(2**-)適合でマイナーチェンジしている。
 

 水戸200か1914

日野2SG-HL2ANBP +JBUS宇都宮
2018年8月 大みか駅

「ものづくりラピッド」
工業都市としての日立が題材。日立鉱山で採掘された銅の色を基調とした外装で、大煙突、歯車などをモチーフにしている。

 

 

 
2019年1月 大みか駅
 

 水戸200か1915

日野2SG-HL2ANBP +JBUS宇都宮
2018年12月 大みか駅

「ポポーラピッド」
旧・十王町の特産品である果物のポポーが題材。果実の中身の黄色を基調とした外装で、葉と実をモチーフにしている。

 

 

 
2019年1月 多賀駅
 

 水戸200か1916

日野2SG-HL2ANBP +JBUS宇都宮
2019年2月 日立市東多賀町5丁目

「かみねラピッド」
レジャー施設のかみね公園が題材。緑色を基調とした外装で、動物園のゾウ、キリンや遊園地の観覧車などをモチーフにしている。

 

 

2022年1月 大みか駅学園口

画像は茨城交通合併後。
 

 水戸200か1917


日野2SG-HL2ANBP +JBUS宇都宮
2018年8月 多賀駅

「うみラピッド」
日立の海が題材。海の中をイメージした水色を基調とした外装で、特産品のタコ、あんこう等をモチーフにしている。

 

 

 
2022年1月 水木(BRT)

画像は茨城交通合併後。
 

 水戸200か1918

いすゞ2KG-LR290J3 +JBUS宇都宮
2018年8月 多賀駅

中型も平成28年排ガス規制適合でマイナーチェンジしている。

 
・2018年度導入

 水戸200か2034

日野2SG-HL2ANBP +JBUS宇都宮
2019年4月 水木(BRT)

「きららラピッド」
レクリエーション施設の奥日立きららの里が題材。黄緑色を基調とした外装で、花、昆虫や長距離滑り台をモチーフにしている。

 

 

 
2019年4月 水木(BRT)

 

 水戸200か2035

日野2SG-HL2ANBP +JBUS宇都宮
2019年4月 多賀駅

「シビックラピッド」
文化センターのシビックセンターが題材。紫色を基調とした外装で、宇宙(プラネタリウム)や音楽・映画をモチーフにしている。

 

 

 
2019年4月 多賀駅

 

 水戸200か2048

いすゞ2KG-LR290J3 +JBUS宇都宮 2019年2月製
2019年4月 日立南

電鉄最後の一般路線用の新車。最初から側面の「HITACHI DENTETSU」のロゴは無く、「ノンステップバス」の文字が入れられている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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