・「トルコライス」の話
・・といえば、長崎の名物ですが
ありゃなんで、トルコライスっていうんでしょうね〜。
そんな戯言はさておき、イスタンブルで食べた様々なものの話でも。
これが本当の「トルコライス」。
(1)機内食篇
行きの飛行機は搭乗率30%程度と思われるほどガラガラで3席占領して横になって寝られました。
まあ、これは日本発なんで、あんまり特筆するほどでもないですけど、
野菜の多さはトルコらしいかなあ・・と思います。
(2)夕食篇
イスタンブルに到着した日の夜に食べた「キョフテ」。
何かといえば、トルコの肉団子であります。基本は羊肉。
正直に言えば、これがいちばん美味しかった。
味付けは、何かに似ているなあ・・・と思ったのですが、帰国後判明。
「やきとり」・・・です。
ちなみに、据え膳食わぬわ・・・ということで、後ろに見えているパンを食べたら苦しくなりましたわ。
そして、黄色い唐辛子をそのまま食べて「ギャーーー」。
これは4日目の夜に食べた、別のお店で。
たぶん、いちばん日本人に合っている食べ物だと思います。
ちゃんとしたモノをたべようということで、2日目の夜の組み合わせ。
チョルバ(スープ)は、香辛料と豆系で出来ていて粉っぽい印象。
そして、本場モノのケパブはでかい・・・・日本人は基本的に小食ということを思い知らされました。
(3)パン食篇
イスタンブール名物の「鯖サンド」。
観光客も多いガラタ橋の袂では船が店舗になっています。
で、肝心の味ですが・・・パンの味が濃い上に、サバよりネギが勝ってしまっていて個人的には×。
欧州のパンらしく水分が少ないので、最後は事実上、ミネラルウォーターで流し込むハメに。
写真では解りにくいですが、高さ方向は、日本のコッペパンの1.5倍はあると思ってください(だから、余計に食べにくい)。
こちらは、中心市街のスタンドで食べたケパブ。
これでも1本食べると昼食としては少々多く感じるくらい。
で、正直、ケパブは飽きる(・・・・なんかドイツに行った時と正反対のことを書いてるぞ)。胃に入らない・・・
ということで、3日目の夜は地下鉄の駅のベーカリー系売店で売っていたパン3っつ。
こういうほうが落ち着くというか、馴染みがあるというのは悲しい性というべきか。
実際、胃にやさしいん気はします。
最終日の昼に食べたのは、街角のスタンドで売っている手作りハンバーガー
その場でパティを焼いてくれます。
どうせ機内食まで・・・ということで選んだのですが手ごろな大きさでした。
ちなみに、トマトを使う料理が多いですし、またトマトがついてくることも多いですね。
トマトが嫌いな人は、トルコ旅行できません。
(4)乳製品篇
実は、トルコはヨーグルト発祥の地(と、言われる)。ヨウルトといいます。
いちばんメジャーなのは、こういう飲むヨーグルト。
甘さはないです。
で、こちらは市内を歩きつかれた果てに、たどり着いたオルタキョイの街にあったヨーグルト専門店にフラーっと立ち寄り
思わず買ったヨーグルトのフルーツ載せ・・・なんですが、これがメチャメチャ美味しかった。
ソフトクリームかと思うほどのクリーミーさに、適度な甘さ、そしてフルーツの歯ざわりがgood。
ただ、この種のお店は、ほかには見つからなかった。
一時期、日本でも話題になったトルコアイス。
なんでこんなに伸びるんでしょうねえ・・・というヤツ。
売り子のパフォーマンスも派手ですが、はっきり言えば観光客相手にした食い物ですね。
味は、高知あたりで売っているアイスクリンとシャーベットの中間のような感じ。
まあ、街角で買った普通のアイスのほうが美味しかったと、元も子もないことを言ってみたりする。
総論:
さすが食料自給率100%の国。野菜が多いのは草食動物の日本人の胃袋には嬉しい点です。
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