◆神奈川電鉄のバス車両
※このページで使用したバスのイラストは「野川電鉄 広報勝手連」(橋本さん)内にある
バスぬりえに、ページ管理者が手を加えたものです。

●バスの車輛について
 バス事業者の規模としては中堅で、1989年4月現在、381台の路線用車輛を保有している。
4メーカー全てを使用しているが、いすゞ車が若干多く121台、残りを3社がほぼ当分している。
 大型の短尺・標準尺車が主力で、一部団地路線には長尺車を充当している。
一方、狭隘路線では、9m大型車を投入していたが、1978年頃から中型車に変更されている。
 なお、車体は、標準尺車はメーカーに関わらず富士重工が標準(いすゞは北村も併用)。
それに対し短尺車、中型車は純正(いすゞ−IKC、日野−日野車体、三菱−新呉羽)が標準である。
 ドア配置は長尺車が3扉である以外は、前中引戸を採用している

 塗装は長らく薄緑地にエンジ色の帯を配したもの(日野ブルーリボンのサンプルカラーの配色を変更したもの)を
採用してきたが、1980年採用の車両からクリーム色とエンジ色の新塗装になり、現在は一部を除き、塗装変更が完了している。
BU04(川重) 旧塗装
BU04(川重) 現行塗装
BU04 + 川重(上・1977年式。下・1979年式)
上段 現行塗装
下段 旧塗装


以下に、現存する車両の一部を紹介する。

(上図下段)
社番:M-S7931
いすゞ BU04 + 川重車体 (1979年 所属:三ヶ木)
※ 1973〜1979年にかけて18輌が導入された。
  1979年には当社初の冷房車が一部導入された。


社番:T-S8531
いすゞ P-LV314K + 川重車体 (1985年 所属:秦野)
※ 現在も増備中のキュービックバス。


社番:K-H8332
日野 K-RT223AA + 日野車体 (1983年 所属:上溝)
※ RTは少数派、K-の短尺車が2台 上溝にいるのみ


社番:K-H8531
日野 P-HT223AA + 日野車体 (1985年 所属:上溝)
※ RTは結局本格導入はされず、RCからHTに移行した。


社番:C-H8831
日野 P-HT233BA + 日野車体 (1988年 所属:八王子)


社番:N-F8332
三菱 K-MP118K + 呉羽自工(B35) (1983年 所属:中津)


社番:C-F8531
三菱 P-MP218K + 呉羽自工 (1985年 所属:八王子)


社番:R-S8152
いすゞ K-CJM500 + 富士重工(3E) (1981年 所属:平塚)


社番:R-N8333
日デ K-U31K + 富士重工(5E) (1983年 所属:平塚)


社番:N-S8753
いすゞ P-LV314L + 富士重工(5E) (1987年 所属:中津)


社番:K-H8653
日野 P-HT235BA + 富士重工(5E) (1986年 所属:上溝)


社番:C-F8451
三菱 P-MP218M + 富士重工(5E) (1984年 所属:八王子)
※富士重架装の三菱車は八王子に集中配置されている。


社番:A-N8751
日デ P-U32L + 富士重工(5E) (1987年 所属:愛甲原)


社番:A-N8871
日デP-U32N + 富士重工(5E) (1988年 所属:愛甲原)
※平塚と愛甲原に在籍する特大車は3扉。昼間は中乗り前降り後扉締切だが
 朝夕は乗客申告制の前乗りで、ターミナルでは全扉解放で降車時間圧縮に効果をあげている。

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