◆移籍車 もと京阪バス
神奈中に続いて移籍車で一大勢力となったのは、関西の京阪バスからの移籍車である。
1980〜90年代にかけて前後扉を好む事業者を中心に多数の車両が移籍しているが、東野もその一つだった。
京阪は一部例外を除き日野とふそうを導入していたが、東野には当初は日野ばかりが移籍し、ふそうは後から加わっている。
さて、京阪の乗降方式は後乗り前降りなので、後扉の直前に方向幕があった。
しかし、東野ではその移設を行わなず未使用にしただけだった。つまり、側面の行き先表示がなかった。
なお逆T字窓の車両は窓の下に方向幕があったが、黒く塗りつぶしただけなので目立っていた。
もと神奈中よりは遅く、1999年度まで移籍が続いた。
京阪バスも以前よりは使用年数が伸び、また系列事業者が増えたこともあり全国的に移籍例は少なくなっている。
※ここでは撮影できた車両のみを紹介します。
栃木22う910
日野P-HT235BA +日野車体 1995年度移籍
1997年9月 宮の橋附近
栃木22う911
日野P-HT235BA +日野車体 1995年度移籍
2001年1月 上河原町
栃木22う963
日野P-HT235BA +日野車体 1996年度移籍
2000年3月 西原
栃木22う964
日野P-HT235BA +日野車体 1987年式・1996年度移籍
1999年1月 西原
栃木22う1006
三菱ふそうP-MP218M +呉羽 1996年度移籍
2001年8月 黒磯駅前
栃木22う1007
三菱ふそうP-MP218M +呉羽 1996年度移籍
1998年4月 黒磯駅前
この車両だけ赤の面積が広い。
栃木22う1016
三菱ふそうP-MP218M +呉羽 1986年2月製・1996年度移籍
2000年3月 西原
栃木22う1029
三菱ふそうP-MP218M +呉羽 1996年度移籍
2001年8月 西那須野駅東口
栃木22う1065
三菱ふそうP-MP218M +呉羽 1986年式・1997年度移籍
2000年3月 上河原町
栃木22う1068
三菱ふそうP-MP218M +呉羽 1987年式・1997年度移籍
2001年1月 宮の橋
栃木22う1073
三菱ふそうP-MP218M +呉羽 1987年式・1997年度移籍
2001年8月 黒磯駅前
栃木22う1127
三菱ふそうP-MP218M +呉羽 1988年式・1998年度?移籍
1998年4月 宇都宮
栃木200か13
日野P-HT235BA +日野車体 1999年度移籍
2002年3月 西原
栃木200か17
日野P-HT235BA +日野車体 1999年度移籍
2003年12月 西原
栃木200か25
日野P-HT235BA +日野車体 1999年度移籍
2002年3月 宇都宮駅西口