◆自社発注車 三菱ふそうU-MP218M・KC-MP217M


自社発注車の一般乗合車は、東武系列らしくいすゞと日野が大半であった。
しかし、1992年度の新車はそれまで縁の薄かった三菱ふそうが選択された。
以降、同社製の車両の導入が暫く続くことになる。

1992〜1994年度は平成元年排ガス規制のU-MP218M、1995年度は平成6年排ガス規制のKC-MP217Mである。
両者の間に大きな差はない。
2段窓で前後扉、側面方向幕が前扉の直後という仕様は従来の車両を受け継いでいるが
後扉は折戸から引戸になった。これはふそうU-MP・KC-Mはエンジン配置の点で後扉を折戸にするのに難があることが関係してよう。
また、一世代前のいすゞLVは軸距4.67mが選択されたが、こちらは若干長い5.3m(いわゆる標準尺・中間尺)が選択された。

各年度3〜4台を導入しているが、車体は三菱名古屋製の「エアロスターM」のほか、毎年度1台だけは富士重工7Eを架装したのが特筆される。 なお、1996年度の導入車はモデルチェンジ後のKC-MP3系となったが、富士重工架装の車両だけはモデルチェンジ前のKC-MP217Mとなった。 この車両はKC-MP3系に合わせてエアコンがビルトインになっているのが特徴である。

 
・1992年度導入

 栃木22う652

U-MP218M +三菱
2006年1月 宮の橋
 

 栃木22う653

U-MP218M +三菱
2011年3月 宇都宮駅西口
 

 栃木22う654

U-MP218M +三菱
2009年9月 宇都宮駅西口
 

 栃木22う655

U-MP218M +富士7E
2011年3月 宇都宮駅西口

 
・1993年度導入

 栃木22う761

U-MP218M +三菱
2010年8月 宮の橋
 

 栃木22う762

U-MP218M +三菱
2006年1月 宇都宮駅西口
 

 栃木22う763

U-MP218M +富士7E
2009年9月 宇都宮駅西口
 

 
・1994年度導入

 栃木22う857

U-MP218M +三菱
1998年4月 R4平出工業団地交差点
 

 栃木22う858

U-MP218M +富士7E
2011年3月 宇都宮駅西口
 

 栃木22う859

U-MP218M +三菱
2016年7月 上河原町
 

 
・1995年度導入

 栃木22う938

KC-MP217M +富士7E
2008年4月 西原
 

 栃木22う939

KC-MP217M +三菱
2008年4月 宇都宮駅西口
 

 栃木22う940

KC-MP217M +三菱
2017年9月 宇都宮駅西口
 

 
・1996年度導入

 栃木22う1041

KC-MP217M +富士7E
2014年4月 宮の橋
 
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