◆自社発注車 三菱ふそうKL-MP・KK-BE
2001年度の導入車は、再び大型車が主となる。
メーカは変わらず三菱自動車であるが、1999年排ガス規制に合わせて車台が代わりKL-MP33JKとなった。
塗装が従来の白と赤の塗り分けから、東武系の貸し切り車塗装に準じたものになり、また行き先表示が幕からLEDに変更された。
型式が示すようにリーフサスであるが、KL-MP33系のワンステップ車は全国的に見ても少数派である。
また、この年からノンステップ車の導入が開始され、KL-MP37JKが1台採用された。
仕様はKL-MP33JKに準じているが、スペースの関係からか側面の出入口表示が電光式の小窓ではなくプレートを差し込むものになっている。
いずれも落成当初は宇都宮に近い営業所に配置されていた。その後、全車が黒磯営業所に異動している。
特にKL-MP37JKはアウトレットモールの送迎専用車(特定輸送)に転用され、2017年に路線車に復活している。
東野交通が大型の新車を入れたのはこの年度でいったん終了。次は実に15年後のことになる。
これ以外に、三菱自動車製のマイクロバス「ローザ」が2台導入された。既に前年度より
小型車が移籍していたが、自社発注は初となる。
しかし、これ以降はもう少々大きめの7m級の小型車が選択されたため、この年度のみで終了した。