◆そのほかの5E・6E

ここでは、以下の車両について取り上げる。

1.貸切・特定・無償運行などで営業登録の車両。
2.自治体の自主運行バス(いわゆる旧80条バス)。
3.空港の構内輸送専用車。
4.一般人が乗車可能な自家用登録車。

(2005.10.16 更新 2020. 6. 3 画面修正)
 
 
・エアポートバス
千葉県成田市。成田空港関連の送迎輸送・貸切輸送を行っていた日本ビューホテル系列の事業者。
(2010年、日の丸自動車興業に事業譲渡)
 

 日デ P-RM81G

1999.7 成田駅前

トップドアのホテル送迎車。
 

 日野 P-RJ172BA

  


千葉県内某所に置かれていた廃車体。希少なRJへの6E架装車。当初はホテル送迎車であったが、後年、航空機のクルー輸送用になった模様。
 
 
・東京空港交通
東京都中央区。いわゆるリムジンバス。羽田空港および成田空港のランプバスに一部移籍車両を導入している。5Eも3種類ほどの導入事例があった。いずれも構内専用であり登録されていない。
 

 日デ P-U32K

  
2005.9 成田空港第2ターミナル

もと関東バス。2両が在籍し成田空港構内のランプバスとして使われた。他に京王帝都電鉄と東京ベイシティ交通から移籍した車両が羽田空港で使われていた。

 

 

 
 
・関東興業
東京都江戸川区。江戸川競艇の施設保有者で、来場者の送迎輸送を無償旅客自動車運送事業に基づき緑ナンバー車に行っていた。2002年に規定廃止に伴い自家用車化された。
 

 日デ P-RM81G

2001.5 江戸川競艇

4両が存在した。うち2両はブルーライン交通に移籍した。

 

 


2003.7 江戸川競艇

自家用登録後の状態。江戸川競艇は当時から他に都営バスによる送迎も行われており、自主的な送迎輸送はのちに廃止された。
 
  
2003.7 江戸川競艇

無償旅客自動車運送事業を表す車体の表記。
 
 
・日本観光興業
東京都豊島区。貸切事業と送迎輸送を行っていた小規模な事業者。
 

 日デ P-U32K


2003.6 板橋区内

もと関東バス。当時、同社の車両は廃車時の車齢が移籍車市場の平均より高く、移籍事例は稀であった。大学の送迎輸送に使われた。

 

 


2003.6 板橋区内

左に同じ。
 
 
・滋賀県甲賀郡土山町
80条バス。2004年10月、他の自治体と合併し甲賀市になった。
 

 日デ K-RM80G


2001.1 水口

もと近江鉄道。西日本ジェイアールバスの営業所に留置されていた。詳細は不明。

 

 


2001.1 水口

左に同じ。
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