◆茨城急行自動車 埼玉県北葛飾郡松伏町

 埼玉県の北越谷から千葉県の野田を経て茨城県の岩井に至る路線や、古河市を起点とする路線などを持つ東武系の事業者。通称は茨急(いばきゅう)。1950年に内山運輸として発足し、茨城県の下妻市周辺で運行していた。1961年に東武傘入りし、1963年に貸切部門を内山観光バスに譲渡。乗合部門だけとなった本体は現社名に改名した。その後東武鉄道から路線の委譲が行われている。なお、1990年代まで茨急は東武鉄道と、同じく東武系列で千葉県我孫子市周辺に路線網を展開する阪東自動車が株主であったが、2000年代の東武グループ改変で、東武の子会社で形成する朝日自動車グループになっている。

 2000年代の東武の路線委譲が行われるまで、一般路線車両は日野を導入していた。また、阪東から車両が移籍していた。富士5E・6Eについては自社発注・移籍車ともに日野の大型を導入した。。

(2000.12.31 更新 2020.5.10 画面修正)
 

 日野 P-HT235BA

2000.3 古河駅

もと阪東自動車。茨急も自社発注で当型式(前後扉・2段窓)を保有していたが、これは朝日自動車に移籍し、はやくに失われている。

 

 

2000.3 古河駅

左に同じ。阪東の5Eはリアガラスの上部が板金処理されたタイプを採用したが、それに加えて大型方向幕を取り付けた為、ほかでは見られない形状となった。
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