◆関東自動車 栃木県宇都宮市

 宇都宮市を中心に栃木県の佐野市・小山市〜宇都宮市〜日光市)に路線網を展開する事業者。1923年に栃木町で発足し、以降県都宇都宮さらには県北まで路線網を展開するが、戦時統合の際に県南の統合主体となる一方で県北の路線は東野鉄道に譲渡している。2004年には経営難から産業再生機構に支援要請、2012年にはみちのりホールディングス傘下入りしている。

 1980〜90年代の一般路線車両は日デ、いすゞ、日野に若干にふそうを導入していた。また1990年代初頭より移籍車を導入した。富士5E・6Eについては自社発注で日デの大型・中型、ふそうの大型を、移籍車で日デといすゞの大型を導入した。

(2005.8.20 更新 2020.5.31 画面修正)
 

 日デ P-RM81G

2005.8 鹿沼市内

関東自動車は前乗り前降りで、他の扉は通常は使わないが、方向幕は後扉の直前に設けられた。

 

 

1999.7 鹿沼市内

 
2005.8 鹿沼市内

鹿沼市のコミュニティーバス・廃止代替バス「リーバス」に転用され独自の塗装となったもの。なお、後に独自塗装は止め関東自動車の標準塗装の車両が使われている。
 

 いすゞ K-CJM500

1999.1 宇都宮市内

もと神奈川中央交通。1990年代後半まで同社から大量の車両が移籍した。 前面の運賃表示窓は埋められている。

 

 

 

 日デ K-U31K

1999.7 鹿沼市内

 

 日デ K-U31L

1999.7 鹿沼市内

もと神奈川中央交通。
 

 日デ K-U31N

2000.3 宇都宮駅附近

もと神奈川中央交通。
 

 三菱ふそう K-MP118K

1999.7 宇都宮市街(上河原)

自社発注車。低床化がはじまるまで、ふそうは少数派であった。基本的には富士を架装。殆どの車両が1型式1両であった。K-U31Kに比べて最後部の窓が狭い。
 

 三菱ふそう P-MP118K

2002.8 宇都宮駅附近

この型式も1両のみ導入。 ふそうは日デより先に昭和58年排ガス規制に対応しP-MP1/5系になるが、同時に入った日デに合わせた為かリベットボディで導入した。 他には広島バスに5両がある程度。

 

 

2000.11 宇都宮駅

 

 いすゞ P-LV314K

2004.8 宇都宮駅前

ショートオーバーハング車。
もと川崎市交通局。神奈中からの移籍が途絶えると、神奈川県の公営事業者から移籍が相次いだ。

 

 

 

 いすゞ P-LV314L

1999.7 宇都宮市街(上河原)

もと神奈川中央交通。

 

 

2007.8 宇都宮市街(上河原)

もと神奈川中央交通。もと同社の車両でも遅くに移籍した車両は側面の出入口表示幕を埋め板に変更していた。
 

 日デ P-U32K

2006.1 宇都宮駅附近

後期型。自社発注車。昭和58年排ガス規制では日デの大型の導入は少なく、5E架装車はこの1両のみ。

 

 

 
2005.3 宇都宮駅附近

後期型。もと横浜市交通局。同局からは日野P-HT、いすゞP-LVはまとまった数が移籍したが、日デP-U32は2両のみだった。
 
2005.3 宇都宮駅附近

左に同じ。
 

 日デ P-U32L

2003.3 宇都宮駅前

前期型。もと神奈川中央交通。

 

 

2003.12 宇都宮駅前

左に同じ。
 
2003.12 宇都宮駅附近

前期型。もと西武バス。同社からは昭和58年排ガス規制の車両が散発的に移籍した。
 
2005.3 宇都宮駅附近

後期型。もと神奈川中央交通。
 

 日デ P-U32N

2003.3 宇都宮駅

前期型。もと神奈川中央交通。

 

 

2003.3 宇都宮駅

前期型。もと神奈川中央交通。左の車両とは前中扉間のパネル割が異なる。
 
1999.7 宇都宮駅

前期型。もと西武バス。
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