Roslagsbanan(ロースラーゲン線)


 中心市街地北東部、オリンピックスタジアムの近くにあるストックホルム東駅を起点に北へ延びる郊外電車である。途中2か所で支線が分岐し3方向へ向かう。全長は65.1km。複線区間が長く、終日急行運転があるなど日本の大手私鉄を彷彿とさせる路線である。
 この路線の特徴は、その規格にある。架線電圧は直流1500V、最高速度80km/h、最長6両編成であるが、軌間は891mm。これはかつてスウェーデンでは一般的だったナローゲージであるが、世界的に見ても軌間1000mm未満の都市高速鉄道は極めて珍しい存在である。
 路線延長が長いだけあって、沿線も海峡、ニュータウン、森、草原と様々である。一方、電車はX10pほかの3連に統一されているが、間もなく置き換えが開始される予定である。

(撮影日:2019年10月8日)

ロースラーゲン線の概要

1.ストックホルム東駅

2.大学前、ストックスンド

3.ユルスホルム エスビー、ネスビーパーク

4.ロスラグ ネスビー、テビー セントルム

5.テリエ、エステルスカー

6.オルムスタ

ロースラーゲン線の電車 X10p系について


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