◆サンデン交通 山口県下関市

 下関市を中心に山口県長門地方沼隈半島に路線網を展開する事業者。もとは下関で路面電車を運営しており、山陽電気軌道として1926年に開業、バス事業は1930年に他社を買収して開始した。1971年までに路面電車は廃止、同年略称の山電をカタカナ表記したサンデン交通に改称した。

 一般路線車両は4メーカー全てを導入していた。1990年代末から移籍車の導入を開始している。富士5E・6Eについては、自社発注で日デの大型・中型、移籍車でいすゞと日デの大型を導入した。

(2002.4.7 更新 2020.5.30 画面修正)
 

 日デ P-RM81GR

2001.9 下関駅附近

中型でもエアサス車の採用は早かった。

 

 

2000.8 美祢駅

角目に変わる。
 
2002.7 厚狭駅

サッシの色がブロンズに変わる。
 

 日デ K-U31L

1999.8 下関駅附近

昭和54年排ガス規制の頃は車両の仕様が多彩な割に、同一仕様が少なく複雑な車両構成であった。
下関市内線は低床のリーフサス車を導入していた。
 

 日デ K-UA31L

1999.8 下関駅附近

左のK-U31Lと同時期の導入であるが、こちらは郊外線用の標準床・エアサス車である。
 

 いすゞ P-LV314K

2005.8 下関駅附近

もと東京都交通局。導入当初の移籍車は徹底的な改修が行われ、屋上のベンチレータや換気扇類を全て撤去していた。側面の行先表示は前扉直後から中扉直後に移設した。

 

 

2001.8 下関駅

もと東京都交通局。続いて、中4枚折戸の車両も移籍。側面の行先表示は前扉直後から中扉直前に移設した。
 
2002.7 下関駅附近

ショートオーバーハング車。
もと川崎鶴見臨港バス。側面の行先表示は前中扉間から中扉直後に移設した。
 
  
2005.8 下関駅

左に同じ。横軸換気扇を撤去したことがわかる。
 

 日デ P-U32K

2001.9 下関駅附近

後期型。もと東京都交通局。側面の行先表示は前扉直後から中扉直前に移設した。

 

 

 

 日デ P-UA32L

1999.8 下関駅附近

後期型。左側面は前中引戸である(ほかに前後引戸の車両が存在した)。

 

 


2002.7 下関駅附近

後期型。逆T字窓(非アウター)・ブルーペンを採用した車両で、自社発注の5Eではこれが多数だった。
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