我国に電車が大衆交通手段として、はじめて開通したのは、1899年5月17日のことで、 その運転区間は西大門(ソデムン)、錘路(チョンノ)、東大門(トンデムン)を経て清涼里 (チョンニャンニ)までの単一路線だった。 その後、暫次拡大し右側の電車路線図の様にソウル市内全域に拡張した。 ここに展示している電車は、日本から製作・導入されたもので 1968年11月にソウル市内電車が全線廃止になるまで、 ソウル市民の交通の便宜に大きく貢献した後に、引退することになる。 電 車 名:半鋼製ボギー車 363号 幅 :2m 高 さ:4m 長 さ:13m 乗車人員:100人 重 量:13t 【参考】 我国にはじめて架設された電車と電燈は 米国のH.Collbranという人物が、我国の皇室と連名で設立した 漢城電気株式会社が、西大門(ソデムン)、錘路(チョンノ)、 東大門(トンデムン)を経て清涼里(チョンニャンニ)まで架設した |