EMU100 1977年、英国GEC製の自強号用電車。 1979年の西部幹線電化に際して製造された。 台湾の幹線電化は英国の技術援助の元に行われた為、 この車輌も同国製となった。 1M4Tの5両編成が基本で、通常2組あわせた10連で運用される。 2005-9-9 樹林 | |
EMU1200 1987年、南アフリカ・UCW(Union Carriage & Wagon Company:ユニオン車輌)製の 自強号用電車。主要機器類は英仏・GECアルストム製 当初はEMU200と称し1M2Tの3両編成だった。 が、2002年より9両固定編成に改造。 あわせて客用扉の自動引戸化、前面非貫通化、外板塗装の変更が行われ EMU1200に形式変更された。 EMU1201 2005-9-5 苗栗 | |
E1000とPPT1000ほか 1996年、自強号の強化用に投入された。前後に機関車、中間に客車を配したプッシュプル方式(推拉式)である。 機関車はユニオン車輌、中間客車は韓国・現代精工製(2000番台の車両は台湾の唐栄車輌製)である。 中間に12両〜13両の客車を配した編成が多い。 なお、自強号用電車としては、この他に、伊国・ソシミ社製の EMU300が存在する。 2005-9-7 高雄 | |
EMU400 1990年、台北都市圏の通勤電車用としてユニオン車輌で製造された。 主要機器類は英仏・GECアルストム製 それまでの客車列車が非冷房なのに対し、冷房付きであったため、 運賃は1クラス上の復興号料金が適用される。 2M2Tの4連で、台鉄の通勤電車では、この車輌のみが釣掛駆動である。 EMU409 2005-9-9 樹林 | |
EMU500/EMU600 1993年以降、通勤電車の拡充用に大宇重工で製造された。主要機器類は独国・ジーメンス製 EMU600はその増備車で2001年 同じく韓国・ロテム製。機器類は東芝製。 ともにVVVF制御を採用しており、併結運転が可能。 電化区間の普通列車の主力である。 なお、今後、日本車輌製のEMU700が登場する予定である。 2005-9-7 台南 |
DR2700 1966年、台北〜高雄の光華号用として日本の東急車輌で製造された。 電化区間の進展と後継車種の登場によりに、優等列車の運用から外され 現在は花東線のローカル運用で使用されている。 なお、台鉄のステンレス製動車は、全て米国・カミンズ製のエンジンを搭載している。 2005-9-7 台東 | |
DR2800 東部幹線など非電化区間の自強号用として 1982、85年に東急車輌で製造された。ステンレス製 3両編成で、これを2〜3組あわせて使用される。 DR2821 2005-9-8 台東 | |
DR2900/3000 DR2800の増備形で各々1986、1990年製。 これも日本製だが、メーカーは日立製作所に変わっている。 車体もステンレス板のビートが少なくなり、また裾絞りがなくなった。 なお、自強号用気動車には、このほか、1998年 日本車輌製のDR3100が 存在する。 DR3014 2005-9-8 台東 | |
DR1000 1998年、支線用の旧型気動車代替用に製造された。 メーカーは日本車輌で、両運転台車である。 同時に製造された自強号用のDR3100と同系の外観を持つ。 車内は、デッキこそないが、回転リクライニングシートを備える。 なお、2005年末頃よりロングシート改造車が増えている模様。 2〜3連で、内湾・集集・平渓線で使用されている。 DRC1029 2005-9-8 候[石同] |