◆移籍車 1989〜1995年度導入 その2
1992年度に京阪宇治交通と共に導入されたのが、もと東京都交通局(都営バス)の車両であった。
都営バスはのちに全国的にメジャーな移籍元となるが、当時はまだ導入する事業者は少なかった。電鉄は早い時期から導入した事業者になる。このあと暫くの間、都営バスは電鉄にとって主要な移籍元となり大量の導入が続く。ここでは、最初期に導入された昭和54年排ガス規制車(K-)を取り上げる。
・もと東京都交通局(昭和54年排ガス規制(K-)適合の大型車)
昭和54年排ガス規制車は2年間で32両ほど移籍している。車種は日野といすゞのみで日デは無かった。
都営の大型は軸距4.7〜4.8m級であるため、電鉄に在来の大型車よりも短い。なお既に西武から昭和58年排ガス規制適合車を導入していたので、車両自体は逆に古くなったことになる。転入にあたっては、前面の方向幕を系統と行き先で分割・サイズに合わせて不要部分を覆い、側面は方向幕を中扉直後に新設している。また車内も更新を受けている。
水戸22あ1590
いすゞK-CLM470 +川重
1999年3月 日立南
移籍してきたいすゞK-CLMは大半は川重架装であったが、2台ほど富士3E架装の車両が存在した。
水戸22あ1594
いすゞK-CLM470 +川重
2001年5月 日立南
水戸22あ1600
日野K-RE101 +日野車体 1983年9月製
1999年8月 神峰
水戸22あ1613
日野K-RE101 +日野車体 1983年9月製
1999年3月 日立南
水戸22あ1624
日野K-RE101 +日野車体 1983年9月製
2001年5月 日立南
水戸22あ1645
日野K-RE101 +日野車体 1983年9月製
2002年1月 高萩
水戸22あ1674
いすゞK-CLM470 +川重
2001年1月 日立駅
水戸22あ1675
いすゞK-CLM470 +川重
1996年8月 日立駅
水戸22あ1679
いすゞK-CLM470 +川重
1998年8月 多賀駅
水戸22あ1686
いすゞK-CLM470 +川重
1998年8月 神峰
水戸22あ1710
いすゞK-CLM470 +川重
2000年10月 日立南
水戸22あ1733
いすゞK-CLM470 +川重
1999年8月 大津港駅